沖縄固有種「カーブチー」の機能性果皮エキスを開発

アルビオンとの共同研究により抗酸化・抗老化作用をもつ新しい高級化粧品の開発を期待

弊社はこれまで多くの沖縄県産由来の原料の機能性を見出し原料開発を行ってまいりました。このほど株式会社アルビオン(東京都中央区、代表取締役社長:小林 章一)および上智大学(東京都千代田区、学長:曄道 佳明)理工学部物質生命理工学科臼杵豊展教授とともに、沖縄固有種の柑橘「カーブチー」の果皮エキスの機能性を追求した共同研究により、その機能成分を最大限に生かした果皮エキスを開発しました。 

これまで化粧品原料としてカーブチー果皮エキスが用いられた事例はなく、今回が初めての試みとなりました。

カーブチーは、野生の特徴を残したまま息づいている沖縄固有の柑橘で、フレッシュな香りと酸味の少ない素朴な味わいが特徴となっており、県内で収穫される全柑橘類の収量のうち1%に満たない希少な柑橘でもあります。

カーブチーにはポリメトキシフラボン類 に代表される機能性成分が豊富に含まれており、様々な肌効果が期待できることから、今回の果皮エキスの試作はこのポリメトキシフラボン類の抽出率に注目して行いました。

エキスの成分を溶かし出すためのいくつかの溶媒を用いて、カーブチージュース搾汁残渣中の果皮から成分抽出を試みた結果、効率よく機能性成分を得る溶媒を特定することができました。

カーブチー果皮エキスの2つの機能性には抗酸化作用(ABTSラジカル消去活性)と抗老化作用(エラスターゼ阻害活性)があります。カーブチー果皮エキスの2つの機能性は、ウンシュウミカン果皮エキスやシークワーサー果皮エキスの一般品と比較して高い効果があると確認できました。

今回の共同研究により、カーブチー果皮エキスの機能性を引き出す製法と肌効果に寄与する成分を明確にすることができました。

本内容は特許出願中です。